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適正在庫の定義

グラフ
サイクル在庫=Q/2
発注量Qによって決まる
・発注量(発注点方式)
・平均発注量(定期発注方式)
ミニマム安全在庫とは、間欠需要を考慮した需要変動とリードタイム変動として把握される供給変動、および情報伝達のタイムラグならびに予測誤差、数量過不足等を考慮して決定する。

適正在庫 = サイクル在庫 + ミニマム安全在庫

欠品防止のために決めたサービス率を必要最小限満足させるミニマム安全在庫を保有して所定の販売・需給・輸送ならびに在庫の管理方式をとったときに工場または販売拠点等が保有する適正な平均在庫のことである。

(日刊工業新聞社発行『工場管理』誌2016年2月号にて告示・公開済み)

適正在庫理論の技術解説

安全在庫の古典理論計算式は科学的な誤りであることが判明しました

統計的安全在庫の理論(古典理論)として、半世紀以上の歴史を持ち、大学で教えられ、国家試験でも出題されている下記の安全在庫計算式は、科学的な誤りであることが判明しました。

安全在庫=安全係数×√(リードタイム)×需要の標準偏差

科学の基本であり、法則の正誤チェックに物理学者がよく用いるディメンジョンチェックをこの計算式に適用すると
 [N]=[√(TN)]
   N:個数・回数
   T:時間
となって、左右両辺の単位が一致しないので、この計算式は科学的に誤りであると結論づけられるからです。

間欠需要品目の適正在庫は古典理論では計算不可能です

間欠需要とは、毎日出荷があるのではなく、月に1、2回とか週に1回程度しか出荷されない売れ方のことをいいます。現代では、よほどの大企業でない限り間欠需要でない商品はありません。
古典理論が生まれた半世紀前は、少品種大量生産の時代で、出荷量のとらえ方もせいぜい月単位でしたので、このような間欠需要があることは認識されていませんでした。そのため需要分布のとらえ方が、連続需要の正規分布を想定しているので、古典理論の安全在庫計算式は現代の多くのビジネスには通用しないものとなっています。

リードタイムを、0.5ヶ月、2.3日、、、などと数えて安全在庫を計算するのは論理的な誤りです

古典理論が仮に正しいと仮定しても、その安全在庫計算式において√の中のリードタイムを0.5ヶ月、2.3日などと数えるのは大きな間違いです。
古典理論では、「分散の加法性」を数学的な基礎としているために、このようにリードタイムを数えることは、論理的な破綻であるからです。
リードタイムが15日なので、月数にすると0.5ヶ月になると計算するところまではよいのですが、この0.5ヶ月という値を安全在庫計算に用いるのは間違いとなります。在庫理論をきちんと理解しているコンサルタントやエンジニアは、決してこのような計算方法を教えることはありませんので、ご注意ください。

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